住宅ローンの基本、収入ってどこみてるの?
住宅を購入する方のほとんどの方が住宅ローンを利用して購入されます。意外と知ってそうでしらないのがこの「収入」の話、ちょっと簡単にサラリーマンの場合で説明します。
収入は源泉徴収票の左端の一番大きい金額
なんですが、「銀行」などでローンを組むのと「フラット35」といわれる住宅金融支援機構でローンを組む場合で基準が違うのでついでにみていきましょう。
- 銀行 → 源泉徴収票
- フラット35 → 課税証明書
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とりあえず何の話ってなりますよね?
ですが、意外とここが重要なのです。
サラリーマンの方ですと、1月~12月までの給与総額などがのった源泉徴収票が
同年12月または翌年1月くらいに発行されます。
銀行ローンの場合この源泉徴収票を基準に判断しますので、年明けから1月くらいの審査からこの源泉徴収票の収入が審査の基準となります。
フラット35の場合は、源泉徴収票ではなく課税証明書を基準としているので翌年の5月、6月くらいから前年の収入が審査の基準となります。
1月~4月くらいまでは前々年の収入、5月~12月は前年の収入になります。
課税証明書???
何だか聞きなれないワードですよね。
課税証明書とは
市区町村が発行する所得や課税額を証明する書類のこと。
サラリーマンの場合、勤務先が税務署へ収入などを申告して、税務署から各市区町村に報告?されます。これをもとに住民税が確定し、5月くらいに役所から勤務先と本人に課税決定通知書が発行され、給与から天引きして住民税が勤務先経由で各市区町村へ支払われています。この課税決定通知書の原簿みたいのが課税証明書。いわゆる公的な証明ですね。
最近はふるさと納税なんかも流行っているので、2月~3月くらいに確定申告をするサラリーマンも増えていますが、最終的にこの確定申告のあとなので1月発行ではなく5月くらいの発行となるイメージです。
まとめ
- 収入は「源泉徴収票」の左端の一番大きい金額
- 銀行ローンは前年の年収が基準
- フラット35は1月~4月くらいまでは前々年の収入、5月~12月は前年の収入が基準
収入をお聞きすると今年のお話しをされる方が多いのですが、実は住宅ローンの審査には前々年や前年の収入が基準となっていますのでご注意くださいね。すこしわかりずらいのでもっと具体的にという方はご来店にてご相談も受付中なのでお気軽にご相談ください。